東洋医学について、陰陽五行論の考え方。


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太宰府市五条でデスクに向かって


ブログを作成中です。

 


の外に大城山、


宝満山が見渡せることが出来、


自然の有難さを感じることが出来ますよ。

 


今回は東洋医学の考え方でとても大切な


「陰陽五行論」


についてお話しします。

 


まず「陰陽論」は、

 

「わが母なる大地よ!」


といったセリフがありますが、


となれば天は「わが父」となります。


 

天は陽性の精気と地の陰性の精気とが


交わって万物の生命を作り出す


といった考え方で、世の中の物、


森羅万象すべての物はすべて


「陰」と「陽」に分けて考えることが出来ます。

 


「昼」は「陽」で「夜」は「陰」、


「暑い」のは「陽」で「寒い」のは「陰」、


「男性」は「陽」で「女性」は「陰」、


といった感じで「陽」と「陰」に分けられます。

 


「陽」と「陰」の関係性は


人間の神経系でも説明できます。

 


自律神経は人間の意志では


支配できない神経ですが、


交感神経と副交感神経に分けられます。

 


交感神経と副交感神経はほぼ反対に作用します。

 


例えば、交感神経は心臓の働きを促進し、


胃腸の働きを抑制します。

 


反対に、副交感神経は心臓の働きを抑制し、


胃腸の働きを促進します。

 


交感神経は主に昼間に仕事をするが、


副交感神経は主に夜間に仕事をします。

 


二種類の神経はつねに自然にバランスをとって機能していて、


そのバランスが崩れますと体が不調を訴え


「自律神経失調症」になります。

 


余談ですが、「陰陽論」はなぜ


「陽陰論」ではないのでしょうか?

 


人の命は女性「陰」から生まれるから


「陰」が先?

 


他にも「出入口」はなぜ


「入出口」ではないのでしょうか?

 


出る、出すから入る、


入れる事が出来るということ?

 


呼吸をすることによって


肺に酸素を取り入れますが、


肺に酸素を入れる余裕がなければ、


酸素を吸って入れることは出来ませんよね?

 


肺に溜まっている二酸化炭素を出す、


吐くから吸う、入れることが出来ます。

 


「呼吸」であって、


「吸呼」ではない。

 


「出す」のが先、


「入れる」のが後になります。

 


ということは物事には規則があって


「出す」(Output)から


「入れる」(Input)


ことが出来るということ?

 


余談でした(笑)

 


では「五行論」のお話し。

 

私たちの生活において


なくてはならない基本的なものは


木(樹木、森林、草、苔、蔦など)


火(太陽、火、たいまつ、ろうそく等)


土(山、大地、土壌など)


金(金属、鉱山、宝石、包丁など)


水(海、湖、川、雨など)


で、構成されていると考えます。

 


私たちの祖先は、


宇宙はこの五元素


(木、火、土、金、水)


で構成されており、


五元素の運動(五行)で


すべての事象は五行論に帰属するとされ、

 


例えば「五行」を臓器で考えると、


(木、火、土、金、水)


→五臓(肝、心、脾、肺、腎)


「五臓六腑に染み渡る。」


などと表現で使われますね。

 


◆季節で考えると


五季(春、夏、長夏、秋、冬)


「秋」は肺を傷める。


乾燥しやすく咳がでやすくなったり、


ほかに物悲しくなったりしやすい。

 


◆色で考えると


五色(青、赤、黄、白、黒)


「口は災いのもと」


といいますが、あまりしゃべりすぎる


伝達→火(赤)が広がりすぎて心を傷めます。

 


◆感情で考えると


五志(怒、喜、思、悲、恐)


「怒」は肝を傷める。


中国では「怒りすぎて、肝が痛い。」


という言い方で自分の怒りの


程度を表現するそうです。

 


◆味覚で考えると


五味(酸、苦、甘、辛、鹹)


甘いものは適度にとるのは良いですが、


摂りすぎると「脾」


(脾はここでは消化を意味します。)


を傷め消化に影響します。


 

などと、私たちの健康状態に


五行論を結び付けながら


体の状態を整えると病気になりにくい、


健全な体づくりのお役に立ちます。

 

 

今回は陰陽五行論のお話しでした。